みなさん、こんにちは!

ソチオリンピックが閉幕しましたね~~。

みなさんは、どんな競技をご覧になりましたか?

羽入選手の金メダル、葛西選手の銀メダル、平野選手の日本人最年少でのメダル獲得など、日本人のメダル獲得に興奮しました!!

それから、真央ちゃんのフリーの演技にとても感動し、思わず涙が出ました。フリー後の笑顔は、とてもいい笑顔でした。

スノーボードクロスの竹内選手の後日インタビューでの秘話にも感動しました。

日本選手のみなさんが、いろいろな感動を届けてくれましたね!

今回は、海外選手の感動話をご紹介します!!

 

1つめは、クロスカントリーでの感動話です。

クリスカントリーに地元選手であるロシア代表のカバロフ選手が出場していました。

カバロフ選手はレース中に転倒し、スキー板を折ってしまいました。

彼は途中棄権するのではなく折れたスキーでなんとかゴールを目指しました。

しかし、最後の一周で再び転倒しスキーは完全にダメになってしまいました

もうダメか・・・と本人も思ったでしょう。その時でした!

どこからともなくコーチが現れ、新しいスキー板を彼に渡しました。

彼は無事にゴールできました!!

実は、このどこからともなく現れたコーチはカナダのコーチでした。

なぜ、カナダのコーチは彼を助けたのか?そこには、さらに深イイ話があったんです!!

彼の奥さんもアルペンの選手で2006年にオリンピックに出場し、同じ競技で銀メダルを獲得。

彼女のチームメイトは、スキーのストックが折れてしまっていたところをノルウェーのチームが駆け付けてストックを彼女に渡し、カナダチームは見事銀メダルを獲得しました。

しかも、この時ノルウェーはカナダのすぐ後ろ辺りにおり、もし、ストックを渡していなかったらノルウェーチームはメダルをとれていたんです!

この事を、覚えていた彼はカバロフ選手の姿を見た時、いてもたってもいられず彼のもとへスキーを持って行ったのです。

後の、カナダコーチへのインタビューで「見ていることができなかった。ロシア代表のガファロフ選手に母国で恥をかかせたくない一心だった」と思いを語りました。素晴らしい話ですね!

この場面が新しいスキー板を履かせてあげている所です!

 

そして、もうひとつ。スピードスケートからの感動話です。

今回、スピードスケートではオランダが表彰台独占!でした。本当に強かった!!

その中で、男子の1000mでカナダのデニー・モリソン選手が銀メダルを獲得!!

この銀メダル獲得にも、深イイ話が隠されていました!

彼は、もともと1000mは補欠で、1500mだけの代表でした。

しかし!1000mのレース2日前の晩に1通のメールで彼のおかれた状況は一気に変わりました。

メールには「チームにはメダルが必要だ。君なら取れる。僕の代わりに滑ってほしい」と書いてあり、その送り主は1000m代表のギルモア・ジュニオからでした。

デニー・モリソンは、1000mのW杯ランキングは、カナダ勢トップの6位です。

しかし、国内代表選考会のゴール直前で転倒してしまい、5位でした。

その結果、彼は1000m代表の補欠に回ったのです。

メールを送った日、ジュニオは500mを10位で終えていました。残る種目は1000mだけ。ジュニオは、自分が1000mのW杯ランキングは37位で、モリソンは6位という実力差を冷静に判断しモリソンに滑ってほしいをメールを打ったのです。

モリソンは、見事銀メダルを獲得しました!彼は、レース後カメラに向かってジュニオ選手に感謝のメッセージを送りました。

オリンピックでの感動的なエピソードを2つお届けしました!

いかがでしたか??

オリンピックというのは、メダルだけではない感動がありますね。

選手それぞれにいろいろな思いや背負っているものや人生があるのだなと改めて感じます。

そして、そんな思いを持ちながらやり切ることへの大変さ、やりきった素晴らしさに感動します。

オリンピックはやっぱり素晴らしいと改めて思います!!

それでは、また来週!

See you!!