みなさん、こんにちは!
今回のブログでは英語に関する豆知識をお届けします!!
英語の文章を書くときにはいくつか注意点がありましたね。
なぜそういう決まりができたのでしょうか。
ズバリその疑問にお答えしちゃいます!
【どうしてIは大文字で書くのか】
ヨーロッパの言葉で、大文字と小文字があったのはラテン語だけです。
でも、実際に書くときには大文字か小文字のどちらかを使い両方を使うということはありませんでした。
それが変わったのは7世紀の初め頃です。写本をするときに、文や節、段落の初めに大文字を使うようになりました。
15世紀になると、グーテンベルグによる活版印刷が生まれました。
その技術が発達し、聖書が印刷されるようになると、イタリアの印刷会社が現在のローマン体を開発し広く使われるようになりました。
このローマン体も初めは特に使用の際の規定はなく、重要な語だったら大文字で始めるというようにまちまちでした。
その後、用法が整理されて文頭、固有名詞、それに“I”を大文字で印刷するようになったのです。
このように、“I”が大文字で書くのは印刷したときの体裁によるものだったのです!
【なぜ英語には大文字と小文字があるのか】
紀元前1~2世紀まではまだ、大文字しか存在していませんでした。
やがて、文字というものが普及していくと多くの人が文字を使用するようになり、その文字をなめした羊の皮に書き綴りました。
しかし、羊の皮というのは高価であったため、できるだけ多くの文字を綴る必要が出てきました。そこで、小さな文字=小文字が登場することになったのです。
こうすることで、いままでより多くの文字を書けるようになったのです。
大文字はというと、小文字ばかり使っていると文章にメリハリがなくなるし、そのうち活字印刷ができるようになると目立たせたいところには大文字を使う方が文章がカッコよくなってきたのです。
こうして、18世紀なかごろから、文章の初めと固有名詞の初めに大文字を使うようになったのです。
今回は、英語の文章の決まりの疑問についてご紹介しました。
いかがでしたか??
それでは、また来週!!
See you!!