帰国生枠入試とは?
もともと、「帰国生枠入試」は、保護者の赴任に伴い海外の高校に2年~3年間の在籍経験がある学生に対して大学が特別に設けた入試制度でしたが、近年では単身で留学し、2年以上継続して在学した場合でも、「帰国生枠入試」の適応を認めている大学が増えています。
このように留学経験を生かすことで有名大学に進学できる可能性が大きく広がります。
※大学によっては、3年以上継続して在学している事を条件にしている大学もありますので、各大学のサイトにてご確認ください。
日本の「帰国生枠入試」受け入れ大学と試験内容について
2013年度、現在、日本で帰国生枠入試を設けている大学、短大は約350校以上で試験内容は各大学によって多少、異なりますが基本的には小論文と面接のみが実施されます。
大学や学部により一般常識などの特別問題を入試に組み込まれる場合があったり海外の高校での成績や英語技能検定などの結果の提示を求められることもあります。
また、小論文や面接試験は幅広い分野で高校留学での総合的な学習体験が問われるものになるので、帰国生入試で合格するためには事前に計画的な対策が必要とされます。
「帰国生枠入試」受け入れ大学の一例
国立の場合
北海道大学 東北大学 筑波大学 群馬大学 埼玉大学 千葉大学 東京大学 一橋大学 上智大学 信州大学 京都大学 大阪大学 和歌山大学
※その他、国立大学、公立大学、私立大学もあります。